岡本和真選手のグローブのモデルはなんだろうって気になりませんか?
巨人で大活躍中の岡本和真選手ですが、やはりスーパースターが使用している道具は気になります。
岡本和真選手と同じグローブを使ったら、なんとなく守備が上手くなるんじゃないかと思ったり、なんかかっこいい感じがしますよね。
今回はそんな岡本和真選手の愛用している、グローブに焦点をあてた記事をご紹介していきたいと思います。
目次
岡本和真のグローブのモデルは?
岡本選手のポジションは?

岡本和真選手のポジションはファースト(一塁手)でキャッチャーの次に強い送球を受け取る役割を担っています。
そのためファーストが捕球をミスしてしまうとアウトは成立せずチームにも負担となってしまいます。
そのため、ファーストというポジションには高い捕球力が必要になってきます。
もちろん岡本選手の技術面での上手さが最も反映される点ですが、ファーストの持つグローブも捕球しやすいよう特殊な形状をしています。
そして何より球界を代表する名手であり、キャプテンも務めた事がある阿部慎之助選手(巨人 2019年引退)からファーストのポジションを奪い取ったという点は岡本選手の守備や打撃などの総合力以外にも、グローブに込められた思いが関係していると思います。
岡本和真選手のグローブ

出典:https://proyakyu-kenkyujo.com/okamotokazuma-glove-bat/
岡本選手はファーストの他にも、サード(三塁手)や外野手もこなすことができるマルチな守備力を持っています。
そのためそれぞれのポジションでグローブは変わり使用しているものもたくさんあります。
その中のいくつかをご紹介していきたいと思います。
岡本和真のグローブ1: ミズノプロ
岡本和真選手が使用しているファーストミットは「ミズノプロ」のグローブを使用しています。
ちなみにこのファーストミットは現役時代にはその堅い守備力に定評がありWBCでも活躍した井端コーチが使用していたもので、それをいただいたそうですね。
坂本選手と同じく「巧」の文字が刺繍されており、ミズノのラベルがはがされています。
ミズノのラベルがはがされているのは、井端コーチが現役時代にアディダスとアドバイザリー契約を結んでいたことに関係があります。
やはり、アドバイザリー契約を結んでしまった以上は他のメーカーのグローブを使う事は好ましくないのでしょうか?
岡本和真のグローブ2: アンダーアーマー
井端コーチからファーストを受け継ぐ以前は、アンダーアーマーのモデルのグローブを使用していました。
中にはミズノプロのラベルを剥がしてアンダーアーマーのラベルを付けてから愛用しているグローブもあるようです。
ミズノプロのグローブはラベルを剥がしてでも使用したくなるほど使い心地が良いのでしょうか?
ちなみに、以前使用していたアンダーアーマーのファーストミットは現在、ヤクルトスワローズのスラッガー村上宗隆選手が受け継いでいるようです。
こういった他球団の選手同士のつながりもとても面白いですね。
守備の良し悪しは打撃に影響する?

出典:https://twitter.com/__smmr14/status/10617889690404…
岡本和真選手は2018年シーズンには3度のトリプルスリーを達成した山田哲人(ヤクルト)の持つ、3割(打率)30本(本塁打)100打点という史上最年少記録を22歳3か月と塗り替え大活躍をみせました。
その打撃好調の裏には、天性の打撃センスはもちろんの事、ファーストの守備の安定感や守備の上達が関係していると、当時の井端コーチは語っています。
一般的に一塁手はあまり守備が上手くない選手が守るポジションと思われていましたが、井端コーチは内野の中でも最も難しい遊撃手の次に難しいポジションであることを言っています。
そして、岡本選手に三塁手を守らせていたらここまでの成績は残せていないのではないか?とまで言われていました。
そして、「守備が上手くならないとバッティングに集中できなくなる」と井端コーチは語っており、ファーストへのコンバートの際にも二人三脚で指導にあったっていたと言います。
その井端コーチから受け継いだファーストミットを今も愛用しているところをみると、岡本選手の井端コーチへの尊敬と感謝が込められているように思いますね。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめさせていただきたいと思います。
・岡本和真選手は巨人の第89代目4番で3割30本100打点という快挙を史上最年少で達成したという記録も塗り替えています。
・岡本選手が愛用しているグローブは「ミズノプロ」と「アンダーアーマー」のモデルのものです。
・グローブは井端コーチから受け継いだもので、坂本選手と同じく「巧」の文字が刺繍されています。
岡本選手の愛用しているグローブは「ミズノプロ」のもので、このグローブは井端コーチが現役時代に使用していたものを愛用しているそうです。
井端コーチとの一塁手コンバートの際の血のにじむような努力と絆を受け継いだグローブであることは容易に想像できますし、何よりそれを実際に岡本選手が愛用しているのもとてもいい話ですね。