菅野智之選手のトレーニング方法でボールを使う方法があります。
このトレーニングには何に効果があるのでしょうか?
そんな菅野選手の自主トレには様々なトレーニングが取り入れられています。
中には一風変わったトレーニング法もあり、見ていても面白いものもあります。
2020年シーズンにも新たな投球フォームを模索するなど、日本のエースとなっても驕ることなく日々鍛錬しています。
今回はそんな菅野選手がトレーニングでボールを使う方法があり、そのやり方と効果についての記事をご紹介していきたいと思います。
目次
菅野智之がトレーニングでボールを使う方法

出典:https://zilgs.blogspot.com/2017/10/blog-post.html
菅野選手が語る、指先のトレーニングとは「ボールを使って行うトレーニング」で、トレーニング用の重り(砂など)が入ったボールを使用して行うものでした。
そのトレーニングの方法をいくつかご紹介していきたいと思います。
・菅野智之選手は2キロのボールを100回以上指先だけで持ち上げる
実際に行ってみるとこれが本当にきついです。
菅野選手自身このトレーニングを連続で100回持ち上げられるほどに指力が増したそうです。
このボールトレーニングの向上を目指すためのトレーニングもあるそうで、ゴムチューブに指先だけをかけて引っ張るトレーニングを並行して行う事でさらに指先の力のパワーアップに繋がるそうです。
菅野選手自身重いボールを持ち上げる練習は50回が限界だったそうですが、ゴムチューブの練習も毎年行う事で今のように100回持ち上げられるほどの指力を手に入れたと言います。
・菅野智之選手がトーニングボールを使用する方法
こちらも同じように重いボールを使うトレーニングなのですが、実際の使用用途とは少し異なる使用をするそうです。
このボールを下向きに持ち上げ回転させてキャッチするというもので、それを連続で100回行うというものでした。
これを行う事で、ボールにかかる指先の力をより強力にすることができ、球速アップにつながると言います。
この練習は素人の方でも、わかりやすく効果が現れる練習法なので是非取り入れていきたいと思います。
他にもダイエットや体幹を鍛える方法もあるそうで、こちらが本来の使用用途のようですが、一般にはこっちの使い方の方が参考にはなりそうですね。
・菅野智之選手が少し大きめのゴムボールを使用する方法

出典:http://tmbi-joho.com/2019/02/07/sugano-workout/
これは、お腹あたりにゴムボールを置き、右手でお腹に押し込むように力を加えていく方法です。
これにより、指先だけではなく肩の筋力も鍛えていくのが狙いで回旋筋腱板、ローテーターカフ(肩周りの筋肉)を鍛える目的で鍛えているものと考えられます。
使っているゴムボールは特に重さがあったりという訳ではなく、100均で売られているような少し大きめのサイズのゴムボールみたいですね。
菅野選手曰く、肩周りの筋肉を鍛える事で、ケガの防止にも役立つそうなので、様々な部位をバランスよくトレーニングしていくことも投球には必要な事なんですね!
菅野智之選手のトレーニングは何の効果がある?

出典:https://ironna.jp/article/7444
プロ野球の成績としてはこれ以上ないほどに結果を残しています。
菅野選手自身のキャリアハイとなる17勝を上げ、防御率も1.59、被安打、被本塁打共に今までで最高の数字を残していることからもその成果が垣間見えます。
しかし、本人はトレーニングの成果をどのように実感しているのでしょうか?
菅野選手自身「指のかかりは間違いなく良くなっている。」と語り、「去年と違った感覚で(指先から)球が離れていく」という事を実感しているそうですね。
さらに2020年には独特の投球フォームを研究し、練習している姿もありました。
また1つ上のレベルへ進化を遂げる菅野選手の今年の活躍にも大きく期待が寄せられますね
菅野智之のトレーニング
菅野智之
進化の理由とそのトレーニング方法。 pic.twitter.com/i3VFhfcGAN— だいっち (@d96_G0618) February 4, 2016
菅野選手はルーキー時代から原辰徳監督の甥っ子としてだけではなく、大学No.1投手として鳴り物入りでプロ野球に入団してきました。
ルーキーイヤーから目覚ましい活躍を見せていた菅野選手、特に2017年のシーズンは自身初の沢村賞を受賞するほかにも、最多勝、最優秀防御率、ベストナインなど数々の賞を受賞してきました。
この活躍の要因の一つに菅野選手のトレーニングが挙げられます。
もちろんそれだけではないと思いますが、自身の中で「ストレートを磨きたい」という強い決意のもとに行われたトレーニングの結果2017年に大活躍するほどの成績を残すことができたと考えられます。
そのトレーニングは「指先のトレーニング」に重点を置いていたそうです。
この指先のトレーニングを行う事で、さらなる球速アップ、コントロール、ボールの質を上げることに役立つと言われています。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめさせていただきます。
・菅野選手はボールをつかったトレーニングで「指先のトレーニング」を行っている。
・2016シーズンから2017年にかけてそのことを意識し、結果を残している。
・2020年シーズンにも新たな練習に取り組んでいる!
菅野選手は様々なトレーニングを行い、結果を残してきています。
特に躍進がみられたのが、2017年シーズンでその前年に「指先のトレーニング」に取り組んだ成果の一つとも考えられます。
もちろんそれだけではなく日々積み重ねてきた血のにじむような様々なトレーニングの結果であることは容易に想像ができますし2020年にも新たな練習に取り組む姿はとても頼もしく思いますね!