炭谷銀仁朗選手の肩は強いのでしょうか?
何か弱点はないのでしょうか?
2018年シーズンにはFA権を行使し、読売ジャイアンツに入団しベテランの安定感と高い守備力を武器に活躍を見せています。
そんな炭谷選手の捕手としての能力は何が凄いのでしょうか?
炭谷選手のあの恵まれた強靭な身体から繰り出される肩力はどの程度なのでしょうか?また、弱点はないのでしょうか?
今回はそんな捕手の武器の一つでもある、炭谷選手の肩の強さや弱点などについてご紹介していきたいと思います。
炭谷銀仁朗の肩は強いの?

出典:https://baseballgate.jp/p/959824/
炭谷銀仁朗選手の肩は2016年度2014年、2012年に盗塁阻止率でリーグ1位を獲得していることからも決して弱いという訳ではなさそうです。
あの強靭な肉体で、下半身の特に太ももは一般のプロ野球選手と比べても異様に太いですから、スローイングの土台はしっかりと備わっていると考えられます。
そして肩力の指標としての遠投も110メートルもの距離を投げることができます!
しかし、肩を武器としていくには読売ジャイアンツには小林誠司選手がいます。
小林誠司選手は2016年から4年連続日本1位という成績を残している点からも小林誠司選手の方が勝っていると考えられます。
ちなみに小林誠司選手の遠投の記録は115メートルとなっており、プロのレベルの高さを感じますね。
炭谷銀仁朗に弱点はないの?

出典:https://hochi.news/articles/20190503-OHT1T50013.html
まずは投手の投球を受け、そして返すというスキルから「構え」、「キャッチング」が重要となってきます。
投球のサインを数種類覚えるという基本的なものから、サインの出し方、キャッチング1つとってみても投手から投げやすいと感じる構えが要求されます。
さらにはフレーミングと呼ばれる、きわどいボール球をストライクに見せる技術を兼ね備える点も必要となってきます。
そしてまず、安定したキャッチングを行わないとその後のスローイングや投手への返球のリズム、その他ランナーへの送球などへの連動が難しくなってきます。
その点、炭谷選手はパスボールが2019年4個あります。
この数字はプロ野球では4位の数字となり少し多い印象です。
小林誠司選手は3個とあまり差はないものの小林誠司選手の方が多く試合に出場している現状を考えると少し炭谷選手は劣ってしまっていると感じます。
さらに、炭谷選手のルーキー時代からの課題である打撃が最大の弱点であるといえます。
西武ライオンズ時代から打率は2割、スタメンマスクをかぶるという事も打撃よりも守備力を評価され起用されているというようにも考えられます。
ベテランとなった西武ライオンズでも、後進を育てるという意味でも打撃に定評のある森友哉選手がスタメンマスクをかぶる事が多くなり、捕手と言えどもやはり打撃も兼ね備えている方が魅力的であると考えられます。
しかし、捕手に最も求められるスキルというものは「試合に勝つこと」であると言われており、肩が弱くても打てなくても試合に勝つ!という事が最も評価される点でもあるため、炭谷選手にもどうかチームを勝たせる活躍を期待したいですね!
捕手に求められるスキルとは?

出典:https://news.goo.ne.jp/article/baseballonline/sports/baseballonline-015-20190617-08.html
野球を行っていく上で捕手は最も難しいポジションである事が言われており、身体や頭脳をフルに使って試合に臨む必要性があります。
そんな捕手に求められるスキルを炭谷選手はどれだけ兼ね備えているのか?という観点から考えていきたいと思います。
捕手スキルと言えば「構え方」、「キャッチング」、「サインプレー」など捕手のキャッチングにまつわるスキルです。
炭谷選手はその中でもサインプレー、投手への投球のリードを得意としています。
投手がどこに投げれば打者を打ち取れるのか?という事を的確に判断し要求する事ができているという事です。
これはデータを理解するだけではダメで、その場での洞察力を駆使して状況判断をしていく必要性があり、野村克也監督も「投手にその球を要求した根拠は何だ?」と質問するそうで、一つ一つの球に意味を持って要求する事が必要となるみたいですね。
炭谷選手はプロの解説者たちの見解を見てみてもその評価は高いです。
それぞれの投手に併せたリードを行うことができ、より打者に読まれにくい球を要求する事が多くこの点では小林誠司選手よりも炭谷選手の方が長けていると言われています。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめさせていただきます。
・炭谷銀仁朗選手の肩は盗塁阻止率でも1位を獲れるほどに強いです。
・炭谷選手の最大の弱点は打撃にあると考えられます。
・捕手に最も求められるスキルは「試合に勝つこと」。
炭谷銀仁朗選手には他の選手にはない「経験」という重要な武器を持っています。
他にも経験と持ち前の洞察力を生かした状況判断ができ、試合に勝つためのリードができる捕手です。
盗塁阻止率や肩力、打撃という点でも少し弱点と呼べる部分が多いように感じますが、普通に捕手の弱い球団に行けばスタメンマスクがかぶれるほどの能力は持っています。
今年の読売ジャイアンツの正捕手争いのレベルが12球団1高いというところが炭谷銀仁朗選手の悩みどころと考えられますね。