炭谷銀仁朗選手は今年のスタメンマスクを奪えるか気になる人もいるでしょう。
捕手としての豊富な経験を生かして、それぞれの投手に併せたリードをすることができ、プレイ中にも持ち前の洞察力で瞬時の判断も可能な点もとても魅力とされています。
そんな炭谷銀仁朗選手は今では12球団で1番、レギュラーに定着する事が難しいとされるジャイアンツの正捕手の座にすわる事ができるのでしょうか?
今回は炭谷選手のスタメンマスクを奪う事ができるのか?という点に着目してご紹介していきたいと思います。
炭谷銀仁朗はスタメンマスクを奪えるのか?

出典:https://www.nikkansports.com/baseball/news/201905170001303.html
ジャイアンツという厚い捕手層の中で、スタメンマスクを奪う事は本当に難しい事と思います。
現に捕手が強化されていないチームであれば三人誰が言ってもすぐに正捕手としてスタメンマスクをかぶる事ができるほどに実力のある選手達と言われているほどです。
そんな中で、炭谷選手はスタメンマスクを奪う事ができるのでしょうか?
結論から言うと少し難しいかもしれません。
現に2019年で正捕手として固定された捕手はいないものの、最も多くスタメンマスクをかぶり試合に出場したのは小林誠司選手で、大城卓三選手の伸び代もとても魅力的なものがあります。
そのため、小林選手や新たに台頭してきた選手を育てるという意味でも出場機会は少なくなる可能性もあり、首脳陣とすれば後に炭谷選手が控えてくれているというだけで充分な役割を果たしてくれていると考えられます。
炭谷選手自身も守備力や捕手としての評価は一流ですが打撃に関してはあまり高い評価は得られていません。
ともあれ、捕手として最も求められる資質は「チームを勝たせること」にあると言われているので、打てようが打てまいがリードが疎かでも勝ち続ける事ができれば、それでも名捕手であるという事です。
ジャイアンツの捕手層は厚い?

出典:https://www.sportingnews.com/jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83/news/%E5%B7%A8%E4%BA%BA%E7%82%AD%E8%B0%B7%E3%81%A8%E5%A4%A7%E7%AB%B9%E3%81%8C%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%8A%B9%E6%B6%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81%E9%99%A3%E3%81%AE%E9%85%8D%E7%BD%AE%E8%BB%A2%E6%8F%9B%E3%82%82%E7%99%BA%E8%A1%A8/k7eoof92r45z1r9ftjejtspm6
読売ジャイアンツの捕手層は厚く、正捕手すなわちスタメンマスクを奪うという事は12球団1難しいのではないかと言われています。
というのも、まずは現読売ジャイアンツの正捕手として最も有力視されている小林誠司選手の存在があります。
小林誠司選手は捕手としての経験は炭谷選手よりも浅いものの、世界戦にも選抜され、盗塁阻止率は4年連続でトップという強肩の持ち主です。
さらには、大城卓三選手の台頭がジャイアンツの捕手争いを激化させている要因とも言われています。
大城選手の魅力は何といってもその打力、小林選手や炭谷選手の唯一と言っていいほどの弱点である打力に特化した捕手で、「打てる捕手」という強みを持っています。
打てる捕手と言えば、阿部慎之助選手をはじめとし野村克也監督、古田敦也選手など名捕手の武器の一つでもあり、小林選手曰く「打てなければ生き残れない」とまで考えているそうです。
それでも、三者三様で特化した魅力や武器を持っていることからも監督としてスタメンマスクを誰にするかは悩みどころとなっています。
炭谷選手の打撃力向上の可能性は?

出典:https://hochi.news/articles/20190205-OHT1T50260.html
炭谷銀仁朗選手は捕手としての守備力は一流で、プロ野球の選手会の会長も務めるほどに頼れる存在であることは間違いありません。
しかし、やはり結果だけ見てみればどうしても打撃力に難点があると考えられます。
それに捕手能力としても特化した小林誠司選手がいるように、打撃力の向上なくして今の読売ジャイアンツのスタメンマスクをかぶる事は難しいと考えられます。
今年の自主トレではその打撃力に関しても少し意識をしてか、自主トレでも体幹の強化を重点的に行ってきたそうです。
自身の強靭な筋肉をもっと使えるように、動けるようにする体幹トレーニングを行う事で、さらに炭谷銀仁朗選手の打撃力の強化につながればと思いますね。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめさせていただきたいと思います。
・読売ジャイアンツの捕手層は12球団1厚い。
・炭谷選手のスタメンマスクを奪える可能性は低いと考えられる。
・炭谷選手の打撃力の向上に注目。
読売ジャイアンツの捕手層は12球団1厚いと言われています。
炭谷銀仁朗選手を始めとして現ジャイアンツの正捕手と目されている小林誠司選手、大城卓三選手と三者三様で魅力的でそれぞれに特化した能力を持っているからです。
そんな選手達からスタメンマスクを奪うには、やはり炭谷選手の苦手ともとれる打撃力の向上なくして正捕手の実現は難しいと考えられます。
今年の自主トレでも、炭谷選手の武器の一つでもある強靭な肉体をさらに強化し体幹を鍛える事でもっとその筋肉を有効に使えるようにしていたと考えられ、この練習は打撃力の向上にもつながると信じています。
日本プロ野球の選手会会長であるという肩書からも、是非スタメンマスクを奪い2003年の城島選手以来の開幕から全試合、フルイニングの出場を目指して頑張ってもらいたいですね。